当室の庭には、ナンキンハゼの木があります。
今では大きくなったこの木、実は自然に生えてきたものなのです。
晩秋には、その実がパチンとはじけて、白い実が姿をあらわします。
クリスマスリースにも使われるこの実、毎年かわいらしく目を楽しませてくれていました。
けれどもここ数年、せっかくの白い実が毎日のように減っていくのです。
木の下には小枝が散乱。実から出た紫色の汁が飛び散っています。
一体だれがこんなことを・・・。
そんなある日。その正体がわかりました・・・



一心不乱に実をつついているのは土鳩さん。
毎年見かけるこの子が、どうやら一羽で数カ月かけ、ほぼ全部を食べつくてしまうよう。
土鳩は多くは一羽で生息しているそうですが、先日も庭でたたずんでいるのを見かけました。
この子はこの実を目当てに、当室の庭か近くでひとりで暮らしているのかもしれません。
ナンキンハゼの実は、ロウソクのロウに使えて、毒性がありますが
鳥はその実を食べても大丈夫なんだそうです。
こうして糞の中にある種子がどこかに運ばれ、また芽を出すのかもしれませんね。
今年は、白い実が少しは残ってくれるかなあ。

