3月12日
いなべ・東員教育支援センター「親の会」は、センターに通級する不登校の子どもさんの保護者の方が
親の立場から自由な意見交換や情報交換を行う会で、年に数回開催されています。
今年度2回目の助言者を務めました。それぞれの方の思いや情報が共有されました。
私からは、子どもとの、ほどよい心の距離の持ち方などについてコメントさせていただきました。
でもそれは、私が支援者という立場から言っていることであって
自分がその立場であればなかなか難しいことなのかもしれないと、いつも思います。
それほど親子の心の距離は近く、親は子どもの姿に自分自身の心を重ねて見るものだと思うからです。
その距離をほどよくとりながら、子どもにとって必要なことを行っていければいいですね。
親御さんは、同じ体験をしている方の体験を知りたく思っておられます。
このような「親の会」が、他にも増えていけばいいなと思います。
帰りがけに「天使の梯子」(薄明光線)が長い時間、鈴鹿山脈にかかっていました。
まるで誰かが、「それでいいのですよ」と言ってくれているようでした。